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oton+to(オトント) > オトンの心得・決めごと > 本日は、子どもと片付け、年末大掃除の日です。

オトンの心得・決めごと

2016.12.30

本日は、子どもと片付け、年末大掃除の日です。

今年も残すところあと2日。

我が家は大掃除でございます。

一気に片付けていく意気込みでございます。

otonは。

ドライブがかかる気配を微塵とも感じさせませんw。

子どもは中3、小6、小5。

高校受験の長男の背はotonを少し超えたくらいでしょうか。

リビングで勉強をしております。

小6の次男は、1番遅く起きてきて、ボーっとしながら納豆を混ぜております。

小5の娘は、自分が食べようと思っていたチョコレートが

昨晩、ママに食べられていたのを知り(ゴミ箱から包み紙を発見したことで発覚)

気分を害しているところでございます(ママは朝から外出中)。

我が家の黒い犬は、「誰がオレを散歩に連れて行ってくれるのか」

ただただ待っているところです。

この状態から楽しい年末大掃除がはじまります。

 

 

↓こちらは、6年前の記事。

どこが変わって、何が変わっていないのか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

家の片付け。

otonがテレビで観たコツ、

使わないものははとにかく捨てること。

今よくいわれている「断捨離」ですね。

その受け売りで早速子どもたちに号令をかけた。

小3の長男コタ、全く気がすすまず。

どれもこれも捨てたくない。

ミンティアの空箱でさえ捨てない。

「かっこいいから」

と大事にしまおうとしている。

だから、突然父に

「片付けるぞ、捨てるぞ」

と言われて、もう文句たらたら。

幼稚園の弟と妹はどこか気持ちを切り替えて片付けはじめる。

そんな中、全く気持ちを切り替えないコタ。

しばらくしてつぶやいたちよっとした文句に、

とうとう自分もカチンときてしまった。

カチンときた勢いに任せて、コタが整理の途中だった

引出しの中身を全部ゴミ袋に入れてしまう。

しかしコタ、泣きもせず、反応もしない。

ゴミ袋に入れられていないものをムスッとした顔のまま

仕分けを続けている。

この意外な反応に自分は少し戸惑った。

頭の中に描いていたのは、そこでコタは泣き、

それをきっかけに諭すというイメージ。

今はそれができない状況。

つい、口調が強くなる。

「なんで怖い言い方するの?」

想定してなかったくらいの悲しそうな顔で言われてしまった。

彼が主張してきたのは私の言い方。

自分自身、『ここは厳しい言い方で』と、

しっかり思っているわけでもないのに発した今の口調は、

『親である、大人である』強さを誇示しようとしたにすぎないのかも。

いかんなあ。と思いながら

コタの前に座る。

コタはだらだらと整理を続けている。

その前で、行き場のない感じを埋めるべく、

「いつまでも文句ばかり言ってるんじゃないぞ!」

という論点で詰める。

しかしそこにはほんの少しの納得感もない。

しばらくだまって見ていた。そして、

だらだらと整理しようとしている紙切れを指して、

「これは何?」と聞いてみる。

「みんなでディズニーランドにいった時の記念」

「これは?」

「オトンとシン(弟)と映画いった時の記念」

「……。そうか、じゃあ記念のものはここにまとめてみよう」

「あっ!そうか!!」

「これは?」

「一年生の時のバレンタインでもらったチョコの銀紙」

「それも記念かあ。その女の子のこと好きなの?」

「そういう訳じゃないけど」

だんだん打ち解けて、表情も明るく

片付けも前向きになってきた。

しばらくしてから、

「これはいいや」と、

コタ、ミンティアの空箱をゴミ袋に入れる。

「かっこいいからとっとくって言ってたじゃん」

「でもやっぱりいい……。捨てる」

『捨てる』という言葉を発すると同時に、

コタの目から涙が溢れてきた。

こどもはいろいろ思っている。

自分の大切なことを通したい気持ち、

はやく仲直りをしたいという気持ち、そして

まだこの年は、親に怒られると無条件に

『自分が悪いんだ』と思ってしまう気持ち。

なんか忘れてはいけない気がして書き留めました。

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